交際クラブやデートクラブという言葉が使われ始めて20年近く経つでしょうか。当時は表立ったクラブは数えるほどしかありませんでしたが、ここ数年で非常に増えてきているのが気になるところです。
そもそも、交際クラブというのは、素人の女性を男性に紹介するということが一番重要なところです。
デートの際の初々しさが現れるのが素人の女性であり、そこにワクワクやドキドキを求めて男性が入会を決めるのです。
これがもしプロの女性とのデートであれば、楽しさは半減しますよね。なんだか台本がある中でデートをしているような気分になり、虚しさすら感じてしまう可能性もあります。デートクラブにとっては、登録しているのが素人女性ということが非常に大切なのです。
ところが、最近インターネット上でよく目にするクラブを見てみると、母体が風俗店であったり、モデルという名のAV女優の事務所であったりと、いわゆるプロを紹介してくれる交際クラブが増えてきている気がするのは気のせいでしょうか。
もちろんこの中に有名な売れっ子の女優などは在籍していないとは思われますが、やはり素人の女性ではない以上、もはや交際クラブではないのではないでしょうか。
また、システマチックなことを売りにしているクラブも疑った方が良いかもしれません。女性との日程調整が合理的に行えるシステムがあるようなクラブは、どう考えても相手の女性は素人ではない可能性が高いです。クラブ側がシフトで管理できるような範疇にある女性会員は、おそらく別の業態の中で働いている女性だと思われます。
もちろん、このようなプロあるいはセミプロの女性たちとのデートを楽しめるというのであれば、利用する価値はあると思いますが、それならばむしろ風俗に行くことをお勧めしたいところです。交際クラブの醍醐味がそこには欠如しているからです。
デートクラブでは初回のセッティングはクラブが介在し、確実に会うことができます。そこで連絡先を交換し、それ以降は当人同士でやりとりを行います。相手をデートに誘うのもテクニックが必要で、場合によってはお断りをされてしまうこともありますが、素人女性とのやりとりはそこが難しい反面、楽しみでもあるのではないでしょうか。デートが成立するまでの間でも十分にワクワクし、期待をしてしまう。言わば、この引っ張る感じがとても大切で、ここに交際クラブの醍醐味かあると言えるでしょう。
近年台頭してきている倶楽部は、セッティングが成立するのが当たり前で、それ以降のデートも当然スムーズに行われることが予想されます。ここでは交際クラブの良さが失われ、機械的に管理下の女性達が順番に紹介されていくのです。
これから交際クラブに入会しようとしている男性は、入会前に担当のスタッフから女性会員のことを細かく確認した方がいいでしょう。
話を聞くだけでも、いろいろなことが見えてくるはずです。